子供から大人まで交流できる里山づくり

近年の急激な少子高齢化・人口減少が進行する中、地域の賑わいや地域交流の希薄化・コミュニティの衰退など、私たちを取り巻く社会環境は、大きく変化してきております。特に、千代田中地区の人口及び児童生徒数の減少は著しいものがあり、将来の展望、地域生活など、様々な懸念が生じております。また、雪入周辺は筑波山麓の一端をなす山々が広がり、自然豊かな環境に恵まれておりますが、一方、近年は山林を管理する担い手も急速に減少し、山林の荒廃も進んできている状況にあり、今後益々環境の悪化が心配されます。

雪入周辺の山々は、春にはヤマザクラ、秋には様々な樹木の紅葉が楽しめ、沢もあり豊かな自然と四季を感じられる恵まれた環境があります。このような環境を後世に残していくとともに、豊かな自然環境を活用しながら、子どもから大人まで世代を超えた多くの世代間交流ができる空間を創出し、市内外を問わず人々が集う受け皿づくりのための事業を展開しようと計画しているものです。また、地域の賑わいと地域コミュニティの活性化を図るとともに、併せて、青少年の健全育成及び健康づくりを目的とした事業を計画しております。加えて、継続的に里山を保全、整備し、豊かな自然環境を守るとともに、最終的な全体目標として、ＳＤＧsに寄与することを目的としております。

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